みんな!オレは遊戯王GXに登場するキャラクター、ティラノ剣山だドン!デュエルアカデミア・ラーイエローの生徒ザウルス。
名前通り、恐竜族のカードを使うドン。
という訳で今回は、2月25日発売の『ストラクチャーデッキR-恐獣の鼓動-』で更なる進化を遂げる【恐竜族】についてです。
目次
そもそも今までの恐竜って?
恐竜族といえば、あらゆる方法で《エヴォルカイザー・ラギア》《エヴォルカイザー・ドルカ》に繋げる【レスキューラギア】、そこにヴェルズも混ぜた【ヴェルズラギア】などが一般的でしたが、時代とともに消えちゃいました。まさに恐竜。ストラク恐竜たち
そんな化石状態だった恐竜が、優秀な新規カードをぶら下げて蘇りました
《魂喰いオヴィラプター》
星4/闇属性/恐竜族/攻1800/守 500
「魂喰いオヴィラプター」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから恐竜族モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
(2):このカード以外のフィールドのレベル4以下の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
「たまぐいオヴィラプター」って読むそうです
遊戯王の根幹とも言えるサーチ・おろ埋・蘇生を1枚でこなせる最強の存在。打点も1800と充分。
テラナイトのデネブ、ウヌク、アルタイルが合体したようなイメージ
レベル指定も無いので、あらゆる恐竜をサーチorおろ埋できる革新的なモンスター。恐竜族における潤滑油として活躍が期待できますね
《怒炎壊獣ドゴラン》もサーチできます。 邪魔な置物を突破しましょう
微妙?と思われる(2)の蘇生効果は、後述する《ロストワールド》ってカードとの相性が抜群です
《ロストワールド》
フィールド魔法
(1):恐竜族以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力は500ダウンする。
(2):1ターンに1度、恐竜族モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。 相手フィールドに「ジュラエッグトークン」(恐竜族・地・星1・攻/守0)1体を守備表示で特殊召喚する。
(3):相手フィールドにトークンがある限り、 相手はトークン以外のフィールドのモンスターを効果の対象にできない。
(4):1ターンに1度、フィールドの通常モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりにその数だけ自分の手札・デッキの恐竜族モンスターを破壊できる。
恐竜以外が500下がります。
実質的に恐竜が500アップする感じですね
特記すべきは(4)の破壊身代わり効果。
(2)で特殊召喚したトークンを攻撃、あるいは破壊しようとすることで、デッキ内の恐竜族を破壊できます。
ここで破壊して旨みのある恐竜族が、またもや新規《プチラノドン》
星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 500
(1):このカードが効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動する。デッキからレベル4以上の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン攻撃できない。
もう1枚は既存のカード 《ベビケラサウルス》
星2/地属性/恐竜族/攻 500/守 500
このカードがカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時、 デッキからレベル4以下の恐竜族モンスター1体を特殊召喚する。
ベビケラサウルスは『レベル4以下』、プチラノドンは『レベル4以上』なので間違えないように。
これにより、ロストワールドでデッキ内の《ベビケラサウルス》《プチラノドン》を破壊することで、更なる展開が可能となります。
オヴィラプターを優先して出したいですね
また、プチラノドンでリクルートしたモンスターはそのターン殴れない為、ベビケラを終盤に備えて温存しておくことが重要です。
(3)はトークンが居る限り、相手はトークン以外のモンスターを対象に取れなくなります。
十二獣ドランシアなどでトークンを剥がそうとすれば、(4)の破壊身代わり効果で、そのトークンを守るといったことも可能です
ともあれ、ドランシアでロストワールド自体を割られることもあるので、オマケ程度の効果ですね
また、前述した《魂喰いオヴィラプター》
とのコンボとして、
- オヴィラプター召喚
- 相手フィールドにトークンが出る
- オヴィラプターの(2)の効果でトークンを破壊
- 破壊の身代わり効果で、デッキの《ベビケラサウルス》or《プチラノドン》を破壊
- オヴィラプターで対象にしたトークンは破壊されなかった為、「その後、自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する」の処理は行われない(裁定次第)
- 破壊した《ベビケラサウルス》or《プチラノドン》の効果が発動し、恐竜族をリクルート
このような動きが出来ます。
この動きの強い点は、殴れない先攻1ターン目でも、ロストワールドの破壊身代わり効果を使えるところです
また、レベル4恐竜が並ぶので《エヴォルカイザー・ラギア》《エヴォルカイザー・ドルカ》を容易にエクシーズ召喚できます
続いて
《究極伝導恐獣》
星10/光属性/恐竜族/攻3500/守3200
このカードは通常召喚できない。 自分の墓地の恐竜族モンスター2体を除外した場合に特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、 相手フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
(2):このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(3):このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。
相手に1000ダメージを与え、その守備表示モンスターを墓地へ送る。
パッケージモンスター。「アルティメットコンダクターティラノ」ですって。強そう
墓地の恐竜2体を除外して特殊召喚と、召喚条件もかなり緩いですね
効果全てが連動しており、
(1)で相手を全て裏返し、
(3)で安全に除去&バーンして、
(2)で全モンスターに殴る
と捲り性能が異常に高い、恐竜というかゴリラみたいなカード。
レベルめちゃくちゃ高いですが、《魂喰いオヴィラプター》で簡単にサーチできます
打点が3500もあるので、貫通効果を付与できれば、ワンキルまで持ち込むことも可能ですね
にすることで、更なる展開が可能となります
また、裏側にする効果はメイン限定のフリーチェーンなので、捲りカードとしても、制圧カードとしても利用できます
《生存境界》
通常罠
(1):フィールドの通常モンスターを全て破壊し、 破壊した数までデッキからレベル4以下の恐竜族モンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの恐竜族モンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(1)の効果はロストワールドのトークンを破壊してねって効果。『全て破壊』なので、3体破壊しようとすれば、ロストワールドによりデッキ内の恐竜を3枚破壊できます
しかし、重要となる(2)の効果を最大限に活かすため
すっかりおなじみ《おろかな副葬》で落としておくと便利。
を破壊することで、バックなどを剥がしながら展開できます
*その他
新規カードは以上です。発売が近づくにつれ、また判明するかも
ここからは相性の良い既存カードを紹介していきます。
《幻創のミセラサウルス》
星4/炎属性/恐竜族/攻1800/守1000
「幻創のミセラサウルス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのメインフェイズの間、自分フィールドの恐竜族モンスターは相手が発動した効果を受けない。
(2):自分の墓地からこのカードを含む恐竜族モンスターを任意の数だけ除外して発動できる。
除外したモンスターの数と同じレベルの恐竜族モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。
記憶に新しい人もいるかもしれません
レイジングテンペストに収録されていた恐竜族です
自分・相手のメインフェイズに手札から投げると、投げたフェイズの間は、場の恐竜が一切の効果を受けなくなります。
更にそのフェイズの間なら、後から場に出た恐竜族も耐性が付き、前述のオヴィラプターや究極伝導恐獣も安全に通すことができます
メインフェイズにしか使えませんが、流行りの【真竜】への対策にもなりますね
※ラギア、ドルカは進化しすぎてドラゴン族なので非対応
重要なのは(2)の効果。
・このカード含め2枚除外すれば《プチラノドン》《ベビケラサウルス》がリクルートでき、
・ミセラサウルスのみ除外すれば、恐竜族唯一のレベル1
《ジュラック・アウロ》
チューナー
星1/炎属性/恐竜族/攻 200/守 200
このカードをリリースして発動できる。 自分の墓地から「ジュラック・アウロ」以外のレベル4以下の 「ジュラック」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
をリクルートできます。チューナーなので展開の幅が広がりますね
また、ミセラサウルス含め4枚を除外すればオヴィラプター
をリクルートしたり、
恐竜族でおなじみ《ディノインフィ二ティ》
星4/地属性/恐竜族/攻 ?/守 0
(1):このカードの元々の攻撃力は、 除外されている自分の恐竜族モンスターの数×1000になる。
をリクルートでき、尚且つ4枚除外しているので4000打点になります。終盤でのゴリ押し役ですね
《究極伝導恐獣》の召喚条件として墓地の恐竜を2体除外するので、より打点を上げることも出来ます
・1つの動きとして、オヴィラプターと《究極伝導恐獣》から
オヴィラプター召喚→ミセラサウルスを墓地へ送り効果発動→前述のレベル1チューナージュラック・アウロをリクルートし、《SRチャンバライダー》をシンクロ召喚→オヴィラプターとアウロを除外して《究極伝導恐獣》を特殊召喚
すると2回攻撃+打点上昇のチャンバライダーと究極伝導恐獣による計8100ダメージを与えられ、この動きならばオヴィラプターと究極伝導恐獣だけでワンキルができます。覚えておいて損は無いですね(ジュラックアウロ採用型に限り)
《シュルブの魔導騎兵》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/地属性/恐竜族/攻1500/守1800
【Pスケール:青3/赤3】P効果なし
【モンスター効果】
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、 Pモンスター以外のモンスターが発動した効果を受けない。
レベル4であり、ドランシアをサクッと除去出来ますね
マスターPの効果も受けず、あらゆる方法で持ってくることができます
《ジュラック・ヴェルヒプト》
シンクロ・効果モンスター
星5/炎属性/恐竜族/攻 ?/守 ?
チューナー+チューナー以外の恐竜族モンスター1体以上
このカードの攻撃力・守備力は、このカードのシンクロ素材としたモンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
また、このカードが裏側守備表示のモンスターを攻撃した場合、 ダメージ計算を行わず裏側守備表示のままそのモンスターを破壊できる。
前述の動きで出せる、唯一の恐竜族シンクロモンスター。
ただ、他のレベル5シンクロモンスターを出すことも可能なので、「恐竜族」という差別化(ミセラサウルスや究極伝導恐獣のコスト、ディノインフィニティの打点上昇など)を図る以外の使い道は無さそうです。
《化石調査》
通常魔法
(1):デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。
特に言うこともありませんね。オヴィラプターを経由できるので、実質何でもサーチできます
《テラ・フォーミング》
オヴィラプターとロストワールドのコンボに繋げる為に、
と6枚体制にする事で、非常に安定します。
《エヴォルカイザー・ラギア》
《エヴォルカイザー・ドルカ》
言わずもがな【恐竜族】における切り札。
それぞれ神の宣告(1発)と天罰(2発、ターン制限なし)を持っており、究極伝導恐竜と並べることで、より拘束力を強めることができます
総評
エヴォルやジュラックとかいう不憫なテーマしか居なかった恐竜族も、かなり強く立ち回ることが出来ますね。
全体的に打点が高い為、純粋にパワー負けすることは無いかと。
そして思ったのですが、十二獣との相性がめちゃくちゃ良いです(会局ドランシアでベビケラ・プチラノを破壊、カグツチの墓地肥やし、アマテラスの帰還効果などなど)
また《ドラゴニックD》でもベビケラ・プチラノドンを破壊でき、テラフォーミングも共有できるため【真竜】との相性も良いですね
時間があれば【十二獣恐竜】や【真竜恐竜】なんてのも考えたいです。
新規カードが判明すれば、また書いていこうと思います。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
〜真・恐竜族〜 - くもまもの / https://t.co/rCQ8GqpvaW
— オオニシ (@soospsp) 2017年1月24日
ストラクRの恐竜についてです
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