くもまもの

くもまものって言うんですけども

存在感が霞む新テーマ【天気】について




こんにちは。最近暑いですね。




8月11日発売予定のデッキビルドパック「スピリット・ウォリアーズ」では、【天気】なんて涼しげなテーマが登場します。


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良いですね。癒される






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曇り…雲……







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《雲魔物-アイ・オブ・ザ・タイフーン》
「えっ」


というわけで、今回は某雲テーマと若干雰囲気が似ている、新テーマ【天気】についてつらつら書いていこうと思います。よろしくお願いします。





目次









そもそも天気って

天気は、6種類の天気モンスターと、6種類の天気模様で戦うメタビート寄りの動きをします。



天気モンスターの共通効果は、

フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、 次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。 除外されているこのカードを特殊召喚する。

であり、コストで除外されると帰ってくるというリカバリー性能を備えています。

しかし天気モンスター単体には「自らを除外して発動」する効果はありません。

そこで登場するのが天気模様です





天気模様はそれぞれ永続魔法、永続罠に分かれており、その共通効果として

(1):「〇〇の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及びその両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。 ●(固有効果)

というように特定の位置の天気モンスターに効果を付与します。

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これにより、天気モンスターを自力で除外させ、帰還効果に繋げてアドバンテージを取っていくという訳です。




全てのゾーンに適用されるわけでは無いので、天気模様を発動する際、天気モンスターを場に出す際、「どの天気モンスターにどの天気模様を与えるか」を考えて位置を決めることが、極めて重要といえます。








各カード解説〜天気模様〜

先に天気模様から解説していきます。


天気模様は単体では意味がなく、あくまで天気モンスターに効果を与えるだけなので、天気モンスターと合わせて初めて機能します。


・同名は場に1枚しか存在できない
・特定の位置の天気モンスターは以下の効果を
得る

この2つは固有効果なので省略します。








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《雪の天気模様》
永続魔法 
●このカードを除外して発動できる。
デッキから「天気」カード1枚を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
この効果は相手ターンでも発動できる。



固有効果は「天気」カードのサーチ。全ての天気にアクセスでき、かつフリーチェーンなので自分・相手ターンでサーチを行えます。

効果を与えられた天気モンスターが効果を発動した扱いなので、《幽鬼うさぎ》は打たれません。


また《灰流うらら》を打たれても、コストとして除外された天気モンスターは次のスタンバイに帰ってくるため、ディスアドバンテージになりにくいです。


万能サーチで尚且つデッキのエンジンでもあるため、早々に発動しておきたいですね。








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《雷の天気模様》
永続罠
●このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、このカードを除外して発動できる。
その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。



固有効果は戦闘するモンスターのバウンス。

コストとした天気モンスターは帰ってくるので、事実上攻撃を完全にシャットアウトできます。



他にも壊獣を投げて、効果を得た天気で攻撃し、その壊獣を手札に回収して再利用といった壊獣カグヤじみた芸当もできます。
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戦闘経由ですが、モンスターを除去する唯一の天気模様なので、こちらも最優先で場に貼りたいカードです






続いて
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《曇りの天気模様》
永続魔法
●このカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターの攻撃力は半分になり、直接攻撃できる。
この効果はダメージステップでは発動できず、相手ターンでも発動できる



固有効果は打点の半減。


何故かダメージステップで発動できないバグがありますが、《究極伝導恐獣》ホープザライトニングに対し、敢えて場を空けつつ打点を下げてやることで、被害を最小限に抑える役割を持ちます。



前述の《雷の天気模様》でオヴィラプターなど手札に戻したくないモンスター相手には、こちらで打点を下げて戦闘破壊する、という手もありますね。


また状況に限定されずフリーチェーンなので、1体を対象に複数体の天気モンスターを全て逃がしつつ、打点を大幅に下げてやることも可能です。

《励輝士ヴェルズビュート》などに対しても、天気模様は破壊されますが1~3体の天気モンスターを逃がして次のターンに繋げることも出来ますね。





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《オーロラの天気模様》
永続罠
カード1枚のみが自分または相手の手札に加わった時、このカードを除外して発動できる。
手札に加わったそのカードを除外し、そのプレイヤーはデッキから1枚ドローする。



固有効果は《強烈なはたき落とし》+1ドロー

折角加わったカードを除外できるのに、何故か1枚ドローさせてしまうので、「アレイスター→召喚魔術」や「グラスベル→スノウベル」、「テラフォ→ドラゴニックD」のようなサーチ先の採用枚数が1〜2枚程度のサーチを狙い撃ちした方が良いように思えます。

その後のドローによって同じものを引かれる可能性が少しでも減らせるので(状況次第)






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雨の天気模様
永続魔法
●このカードを除外し、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを持ち主の手札に戻す
この効果は相手ターンでも発動できる。



固有効果は魔法罠のバウンス。

エンドサイク程度でしか使えないように見えて、《ユニオン格納庫》《暴走魔法陣》等の、1ターン内での発動回数に制限があるカードへのピンポイントなメタになります。

①それらのカードの発動
②チェーンしてそのカードをバウンス
③次のターンにコストにした天気が帰還

を繰り返すことで半永久的にその発動、及び効果処理を封じることができます。



また《盆回し》を打って、渡したフィールド魔法を回収し、事実上フィールド魔法を2枚サーチするといった使い方もできますね。








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《晴れの天気模様》
永続魔法
●このカードを除外し、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをリリースし、自分の手札・墓地からそのモンスターとカード名が異なる「天気」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。




固有効果は、場のモンスターを手札・墓地の天気に変換。


フリーチェーンではあるものの、実質天気+リリースするモンスターの計2枚が必要な上に、手札・墓地に別の天気を用意しなければならないので、使いづらさが目立ちますね。




しかし、PSYフレームのガンマ
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と組み合わせることで、PSYフレーム出張の欠点である相手ターンで使用するとエンド時にドライバー共々除外→2枚目以降のガンマが腐るという点を克服できます。

以下2つのケース↓

・相手スタンバイでの天気の帰還効果に《増殖するG》を打たれ、それに対してPSYフレームガンマを発動した場合

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帰還した天気をコストにドライバーをリリース→別の天気を特殊召喚して、2枚目以降のガンマが腐るのを防げます






・前述の、サーチ効果を与える雪の天気模様+《晴れの天気模様》、除外ゾーンに天気が2体いる状態で相手のスタンバイを迎えた場合

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①まず1体目を帰還させ、その処理後、即座に《雪の天気模様》のコストで除外
②ここに《灰流うらら》を打たれる
③PSYフレームガンマで無効にする
④その処理後、2体目の天気を帰還させる
⑤上記の《増殖するG》と同じ流れ


この動きはあくまで相手ターンでPSYフレームを使用した場合のケア方法に加えて、《灰流うらら》を吐き出させる目的であり、必ずしも必要という訳ではありません。



《晴れの天気模様》に話を戻しますが、天気モンスターをコストに別のモンスターを「効果でリリース」するので、シャドールなどをリリースしても美味しいですね。











各カード解説〜天気モンスター〜

続いて天気モンスターについて解説していきます。

こちらも共通効果である「天気カードのコストで除外されると、次のスタンバイに帰ってくる」効果は省略します。




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《雪天気シエル》
星3/地属性/天使族/攻 0/守2200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。 デッキから「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く
(2):共通効果



1枚で天気模様を持ってこれます。「置く」なので《灰流うらら》を受けません。ストレスフリーですね。


打点0ですが、守備力2200もあるのでかなり硬く、自分ターンに天気模様で得た効果を使用して自身を除外→相手ターンに守備表示で帰ってこれるのであまり気になりません。


壊獣と合わせることで、
①壊獣を渡す
②雪天気を召喚→《雷の天気模様》を置く
③攻撃して壊獣を回収する

といったことも可能です。



前述のサーチ効果を与える《雪の天気模様》とも相性抜群で、

①雪天気を召喚
②雪の天気模様を置く
③雪天気の、雪の天気模様によって得たサーチ効果を発動
④次のスタンバイに帰還

これを毎ターン行うことが、【天気】におけるアドバンテージ源の一つといえます。


欠点はややこしいことですね。雪天気、雪の天気模様、どっちなんだと。






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《雷天気ターメル》
星3/光属性/天使族/攻1700/守 0
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の永続魔法・永続罠カードを1枚墓地へ送って発動できる。 デッキから「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く
(2):共通効果



前述の雪天気と違い、コストに永続カードを要求します。


天気模様は同名カードが1枚しか存在できないので、被ったり要らない天気模様を、状況に応じて別のものに変換できますね。


《神の居城 ヴァルハラ》との組み合わせ
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で素早く下準備ができます。

①ヴァルハラを発動して雷天気を特殊召喚
②ヴァルハラをコストに雷天気の効果を発動、《雪の天気模様》を置く
③《雪の天気模様》によって得た雷天気の効果を発動、自身を除外して雪天気をサーチ
④サーチした雪天気を召喚→適当な天気模様を置く(何もなければ、戦闘する相手をバウンスする《雷の天気模様》が好ましい)
⑤次のスタンバイに雷天気が帰還

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というように天気模様を広げつつ、2体の天気モンスターを並べることができます。








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《晴天気ベンガーラ》
星3/炎属性/天使族/攻1600/守400
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの表側表示の永続魔法・永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを守備表示で特殊召喚し、手札から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く
(2):共通効果



固有効果は自己再生。

場の永続カードに加えて、手札にも天気模様を必要とします。


若干優先度は低めですが、手札に来てしまった永続罠の《雷の天気模様》をタイムラグなく場に置く、能動的に場の天気モンスターの総数を増やす、などの使い方が挙げられますね。


また如何なる状況下でも場と手札に天気模様があれば蘇生でき、【天気】において場の天気モンスターの数は多い方が良いので、
ピン刺し程度でも充分に役立つと思います。





残り2体は、【天気】において非常にまずい《ハーピィの羽根帚》《ツインツイスター》等の、魔法罠除去への対策となる天気モンスターです。






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《極天気ランブラ》
星6/闇属性/天使族/攻2200/守2000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。自分の手札・デッキ・墓地から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く
(2):このカードがモンスターゾーンに存在し、自分フィールドの「天気」魔法・罠カードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
(3):共通効果



レベル6ですが、どこからでも天気模様を置くことができます。

前述の自己再生効果を持つ《晴天気ベンガーラ》をリリースに使うと無駄がありませんね。またエクストラを殆ど使わないので《帝王の烈旋》なんかも強そうです。


場にいる限り、天気模様がマジェスペクター状態になります。1度でも場に出れば、天気の帰還効果で倒されづらくなるので、隙を見て場に出したいですね。





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《曇天気スレット》
星3/風属性/天使族/攻1500/守1000
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが自分フィールドに存在し、このカード以外の自分フィールドの表側表示の「天気」カードが墓地へ送られた場合、自分の墓地の「天気」魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く
(2):共通効果



固有効果は、場の天気模様が墓地へ送られた場合、2枚まで墓地から置き直すという効果。

これにより天気模様への除去を受けても、天気模様を立て直すことが出来ますが、序盤では全く使えないので注意が必要ですね。



場の永続を天気模様に変える《雷天気ターメル》との相性は良く、「雷天気によって天気模様Aをコストに天気模様Bを置く→曇天気の効果で、今コストに使われた天気模様Aを置き直す」ことも可能です。




前述の、手札墓地から天気モンスターを特殊召喚する《晴れの天気模様》を置きつつ、この《極天気ランブラ》《曇天気スレット》のどちらかを墓地・手札に構えておくと、《ハーピィの羽根帚》等の天気模様への除去にチェーンして《晴れの天気模様》を発動し、このどちらかを特殊召喚することでケアが出来ますね。





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《雨天気ラズラ》
星3/水属性/天使族/攻1200/守1400
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。 手札から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く
(2):共通効果



固有効果は特殊召喚手札から天気模様を置くというもの。

何とも使い道が不明ですが、強いていえば水属性・天使族なので一番【天気】っぽいですね。








主な動き

基本的に《雪の天気模様》《雪天気シエル》によってサーチを駆使し、盤面を整えます。

天気モンスターが戦闘破壊されるのはできる限り避けて《曇りの天気模様》での打点半減、《雷の天気模様》でのバウンスで少しずつ場の天気モンスターを増やして制圧していきます。


場の天気モンスターが増えれば増えるほど、天気模様の範囲も広がり、出来ることが増えるので積極的に展開したいですね。


特性上、ガラ空きになりやすいので《バトルフェーダー》《波紋のバリア-ウェーブ・フォース-》等の手段を組み込んでおくと安心です。


天気モンスターが4、5体になれば、出すと強いリンクモンスター、【天気】のボスである
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《虹天気アルシエル》
リンク3/光属性/天使族/攻2400
「天気」モンスター3体 (↙↓↘)
(1):このカードのリンク先の「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを除外して発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
(2):相手がモンスターを特殊召喚する際に、リンク召喚したこのカードを墓地へ送って発動できる。 その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
(3):共通効果


を出すと詰みに追い込めます。

天気3体と非常に重いですが、
・リンク先の天気が万能無効
・単体でも1度だけの特殊召喚無効
・天気モンスター特有の帰還効果

を備えており、制圧力は非常に高いです。


メインゾーンに帰ってくるため特殊召喚無効は1度しか使えませんが、純粋に2400打点の天気モンスターとしても充分な強さを誇っています。

リンク召喚の性質上、天気モンスターの噛み合いは悪いですが、自己再生できる《晴天気ベンガーラ》を素材にすると損失が少しは解消できますね。






総評

天気、同じデッキビルドパックでの【魔弾】の存在が濃すぎて文字通り霞んでいますが、手札誘発をあまり受けず、比較的アドバンテージを取りやすいので安定した動きが期待できます。

位置も重要なので、従来のテーマとはひと味違ったプレイングが楽しめます。
魔弾を組むついでに、もしくは斬新なテーマが組みたい方、天気予報士を目指している方は、是非組んでみては如何でしょうか。




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