くもまもの

緊急事態宣言と強制脱出装置で韻を踏めない

ストラクによる「転生」を遂げたテーマ【転生炎獣(サラマングレイト)】その極地について

リンク召喚・・・



それはモンスター同士をくっつけて化け物を誕生させる儀式







いや儀式ではない。儀式召喚が存在するのにリンク召喚が「儀式」である訳、ない







本題は「リンクモンスター1体を素材としてリンク召喚を行う」という、さながら【十二獣】のようなリンクテーマの存在






それが・・・








それが・・・・・・・・!












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「はい、どうも〜〜w」













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最近、流れてくるブログを読んでいて「記事の途中でアニメキャラの画像を挟むと、脳汁が出る」という仮説を立てた。





それは紛れもなく真実に近い。現に、先ほどゆるキャン△という作品のキャラクター画像を貼ったところ、出た。脳汁。







その昂る感情は一周し、あまりの幸福感に命は流転。やがて生まれ変わる────




この「生まれ変わる」事象こそが、本記事における最大の意義








つまり転生であり、それはもうをまとい、の如く転生する。




それが「転生炎獣」であり、一つの答えであって、え〜っと、




















以上のプロローグを踏まえて、本記事では「転生炎獣ってなんじゃらほい」を考察していく。







話は逸らすものではない。


本題が、消え失せるところだった








前述した「命は流転。やがて生まれ変わる」などという言い回しも、意味不明な上に小っ恥ずかしい。






あまりの小っ恥ずかしさに「自分自身が転生する」に違いない。



上記の文章は、本記事における最大の笑いどころなので、是非とも親しい人物に「見てくれよ、ここ。最高に笑えるだろう?」などと広めてほしい。





あまりのつまらなさにド滑りし、新しい自分へと転生できるだろう─────





転生炎獣の特徴

殆どのモンスターが「墓地で発動する効果」を擁する。また、全てサイバース族


カテゴリカードの殆どに効果が二つ以上あるため強そうだが、その大半が「いずれかターン1」を抱えている。









抱えてなどいない。


これは今までの話であって、新たに登場するストラクチャーデッキ【ソウルバーナー】によって一変した。


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そもそも

「転生炎獣って結局なにするんだ。超融合?しか知らないw」

となるのは必然。



それがストラクによって生まれ変わ・・・もとい転生した。






しかしながら「既存カード」とのパワー差が激しいものの、その既存にも役割があるため、某【サイバ〇ス族】に似た感触がある


なので、本記事における【転生炎獣】の考察ではストラクの新規カードを中心としながら、シレッと既存カードも絡めていく






※余談ではあるが「ソウルバーナー」とは、上記の画像に写り込んでいる奇妙・奇怪な髪型を擁する男のことである。髪さえもソウルバーナーな、熱い男








さて、そんな転生炎獣。最大の特徴は

同名を素材にリンク召喚



「同名カードを素材」としてリンク召喚や融合召喚を行うことで、追加効果が付与されたり異なる効果を使用できたりする。


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これが【転生炎獣】における真骨頂であり、文字通り転生をモチーフとした動き


何とも斬新である







また「同名カードを素材としてリンク召喚したリンクモンスター」、極めて長いうえに言いづらいので、その状態を以下より「転生リンク」と呼ぶことにする。


(例)「サンライトウルフ」を素材とした「サンライトウルフ」

「転生サンライトウルフ」








転生炎獣・各カード

ここから、新規カードを中心としたカテゴリカードを雑に説明していく。




まず転生炎獣を語るにあたって、共有しておくべきリンクモンスターが存在する


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《転生炎獣ベイルリンクス》
リンク1/炎属性/サイバース族/攻 500
【リンクマーカー:↓】
レベル4以下のサイバース族モンスター1体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。 デッキから「転生炎獣の聖域」1枚を手札に加える。
(2):自分フィールドの「サラマングレイト」カードが戦闘・効果で破壊される場合、 代わりに墓地のこのカードを除外できる。



全ての転生炎獣をコイツにチェンジできる。



利点として

⚫場の転生炎獣を能動的に墓地に送れる
⚫「転生炎獣の聖域」をサーチできる

が挙げられる。その「転生炎獣の聖域」が、こちら

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①の効果により「同名を素材としたリンク召喚」を満たせるため、前述した転生リンク状態を作り出せるのだ。





これにより「転生リンク」のハードルが圧倒的に下がるため、以下の転生炎獣は全て「ベイルリンクス」の存在を踏まえて説明していく。





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《転生炎獣ガゼル》
星3/炎属性/サイバース族/攻1500/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「転生炎獣ガゼル」以外の「サラマングレイト」モンスターが自分の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「転生炎獣ガゼル」以外の「サラマングレイト」カード1枚を墓地へ送る。




緩いSS手段を持ちつつ、着地時におろまいをぶっぱなす。






前述のとおり、墓地効果を多用するために落として強いカードがモリモリ

特に強いのが、この「転生炎獣スピニー」である


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《転生炎獣スピニー》
星3/炎属性/サイバース族/攻1000/守1500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「サラマングレイト」カードが存在する場合、このカードを手札から捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで500アップする。
(2):自分フィールドに「転生炎獣スピニー」以外の「サラマングレイト」モンスターが存在する場合に発動できる。このカードを墓地から特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。



前述のガゼルでコイツを落とすことで、②の効果で即座に自己再生が可能。



またガゼル+スピニー始動では


①スピニー召喚
②ベイルリンクスをリンク召喚
③ベイルリンクスをチェーン1、手札のガゼルをチェーン2
④ガゼル着地後、適当なサラマングレイト落とし
⑤墓地のスピニーを自己再生


盤面をベイルリンクス・ガゼル・スピニーにしながら、適当なサラマングレイト落とし+手札に「転生炎獣の聖域」

といった流れが可能。






しかも、ガゼルスピニーは共にレベル3



今となっては「レベル3+レベル3」と聞くと身の毛がよだつ、というより綿毛がよだつ

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しかし、今回の転生炎獣ストラクにてド肝を抜く新規が収録されている



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《転生炎獣ミラージュスタリオ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/炎属性/サイバース族/攻2000/守 900
レベル3モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「サラマングレイト」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は炎属性モンスター以外のモンスターの効果を発動できない。
(2):X召喚したこのカードが「サラマングレイト」リンクモンスターのリンク素材として墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。


なんとエクシーズモンスター。素材指定も「レベル3モンスター×2」と緩いので、ベイゴマックス等を採用しない理由が消滅している。



効果はシンプルなリクルート効果であり、状況に応じた転生炎獣を持ってこれる。

圧倒的な安定感、ここに極まれり





発動後は「炎属性以外の発動不可」であるものの、転生炎獣は全て炎属性であるため影響は皆無。また最強の汎用「灰流うらら」も発動できる。癒着か?



また「サラマングレイト」のリンク素材になるとモンスター1体のバウンス。展開中に無理なく除去できるし、サンダードラゴン等の耐性もぶっ飛ばせる。癒着か?






以上の点から、ガゼル1枚でスピニー(自己再生)→ミラージュスタリオ(リクルート)へと繋げられる。


故に完全な「初動」であるため、如何にして素早くガゼルにアクセスするかが重要といえる。







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《転生炎獣の炎陣(サラマングレイト・サ-クル)》
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「サラマングレイト」モンスター1体を手札に加える。
●自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した 自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。このターン、そのモンスターは自身以外のモンスターの効果を受けない。





汎用サーチであり、弱い訳がない速攻魔法


二つ目の効果は擬似的な「イーグルブースター」なので、サーチが要らない場面でも腐ることがない。




展開過程において「ファルコ」「転生サンライトウルフ」

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で拾いながら、速攻魔法なので相手ターンに発動し、

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《転生炎獣ラクーン》
星1/炎属性/サイバース族/攻 400/守 800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「サラマングレイト」モンスターが相手モンスターの攻撃対象に選択された時、 このカードを手札から墓地へ送り、その戦闘を行うモンスター2体を対象として発動できる。対象の相手モンスターの攻撃力分だけ自分のLPを回復する。このターン、対象の自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
(2):このカードが墓地に存在し、自分の「サラマングレイト」モンスターが 戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。このカードを手札に加える。




新規ラクーン」をサーチして防御に徹することもできる。

ライフ回復+ターンが終わるまでの戦闘耐性という、場持ちの鬼




注意すべき点としては、上記の「ファルコ」は「墓地の魔法罠をセット」なので、速攻魔法である「炎陣」をセットするとそのターンは発動できなくなる。



なので「炎陣」を拾って即座に発動したい場合は、ファルコではなく転生サンライトウルフで拾うことが大切







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《サラマングレイト・レイジ》
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、「サラマングレイト」モンスター1体を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
●自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した自分フィールドの「サラマングレイト」リンクモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのリンクマーカーの数まで、相手フィールドのカードを選んで破壊する。




対象を取る単発除去。もしくは(転生リンクがいれば)対象を取らない複数除去。


普通に強く、「ガゼル」で落として拾うことで容易に構えられる。






強い点として、二つ目の効果は「転生リンク」が必要となるものの「転生サンライトウルフ」

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と相性が良く、落としたレイジを拾って2枚除去を行える上に、維持できれば拾ってセット→除去→拾って・・・と毎ターンの除去が可能となる


兎にも角にも【転生炎獣】における妨害手段はこのカードのみなので、展開札に余裕があるならば「ガゼル」経由で構えたいところ。






などと言っていたが、まさかのカウンター罠が登場


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《サラマングレイト・ロアー》
カウンター罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドに「サラマングレイト」リンクモンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。 その発動を無効にし破壊する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、 自分と同名のモンスターを素材として「サラマングレイト」リンクモンスターが 自分フィールドにリンク召喚された場合に発動できる。このカードを自分フィールドにセットする。この効果でセットしたこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。




極めて強い無効にして破壊の妨害。条件も「転生炎獣のリンクモンスターがいる場合」と緩い



②の効果はおろかな副葬で落とすことで容易に発動できるため、おろかな副葬自体が擬似的な妨害となる。






しかしながら、墓地を尽く回収するエコ集団【転生炎獣】。

下手に②の効果を使ってしまえば除外され「サンライトウルフ」「ファルコ」による使い回しが出来なくなる。




故に一つの妨害も出来なくてピンチ!といった場合にのみ、使い切りにはなるが②の効果で構えるのが妥当であると思われる








その他の新規

他にも新規が数枚ほど存在するが、イマイチ有用性に欠けていると感じた数枚を紹介しておく。


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《転生炎獣フォウル》
星4/炎属性/サイバース族/攻1800/守 200
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「転生炎獣フォウル」以外の 「サラマングレイト」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
(2):手札及び自分フィールドの表側表示のカードの中から、「サラマングレイト」カード1枚を墓地へ送り、相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 このターン、そのセットされた魔法・罠カードは発動できない。



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《転生炎獣モル》
星1/炎属性/サイバース族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分がリンクモンスターのリンク召喚に成功したターンの自分メインフェイズに発動できる。 手札のこのカードをリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚する。
(2):自分フィールドにモンスターが存在しない場合、 墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「サラマングレイト」カード5枚を対象として発動できる。そのカードをデッキに加えてシャッフルする。その後、自分はデッキから2枚ドローする。




どちらも「手札からSS」であるものの、どうにも微妙な性能。


モルに関しては必然的に中盤以降の使用となるため、「劣勢時」前提なのが怪しい





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「「「 モンスターに 」」」連続攻撃

なんで?





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「守備表示で特殊召喚

「無効にする(起動効果)」


なんで?








また本記事以外にも、ぴーまん(@crowingspear)さんの「転生炎獣」記事

も存在するので、是非ご覧頂けると幸いである






転生炎獣・既存カード

ここまで新規カードを中心として長ったらしく説明した。



しかしながら新規カードだけでデッキを回すのは不可能なので、ここから既存の転生炎獣をフワっと説明していく。




また、ここから既存も含めた転生炎獣の基本展開なども動画にして貼り散らしていくので、「そんなことより、このテーマは少ない枚数で動けるかが問題なんだ!」という方は、気を極限まで楽にして読んで頂けると幸いである。




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《転生炎獣フォクシー》
星3/炎属性/サイバース族/攻1000/守1200
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。自分のデッキの上からカードを3枚めくる。その中から「サラマングレイト」カード1枚を選んで手札に加える事ができる。残りのカードはデッキに戻す。
(2):このカードが墓地に存在し、フィールドに表側表示の魔法・罠カードが存在する場合、 手札から「サラマングレイト」カード1枚を捨てて発動できる。このカードを特殊召喚する。その後、フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。




①は紛うことなき、エリアゼロ。


「エリアゼロ」を擁する【閃刀姫】に極めて失礼ではあるが、本当に「エリアゼロ」同様の効果なのだから仕方が無い。






②の自己再生する効果は、着地と同時に表側の魔法罠を割ることができる。


「割ることができる」が重要であり、別に割らなくても良いので、自分の貼った魔法罠をトリガーにも出来る





前述したベイルリンクスとの噛み合いとして

①フォクシー召喚(効果発動なし)
②ベイルリンクスss→聖域サーチ
③聖域発動
④フォクシー効果→手札のサラマングレイトを捨てて自己再生



といった感じに①を放棄すれば、墓地に置きたいサラマングレイトを捨てながら自己再生が可能。


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また、驚くことにレベル3なので、前述した新規「ミラージュスタリオ」のエクシーズ素材となれる。

同じく前述した「スピニー」をコストにすることで、レベル3である2体を一緒に並べられる。


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フォクシーの①②はいずれかターン1なので、ハンドの質が悪い(ガゼル、炎陣、スピニー等を握れていない)ならば、①のエリアゼロ効果を使用することも考えられる。



総じて新規と相性が良く、唯一既存の中でも複数枚積めるサラマンエリート。














以降からは「ガゼル・炎陣・ミラージュスタリオ」で引っ張ってくる用の、複数枚の採用が厳しいやつらである。



これはあくまでも個人的に考えた故の結論なので「いや3枚採用でしょ。転生初心者か?」などと言われても反論の余地がない。





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⚫転生炎獣ファルコ

墓地のサラマングレイト魔法罠を回収できる。サルベージでなくセットなので屋敷わらしを食らわないのが最大のメリット



②の「トリックスター・マンジュシカ」に似た効果も弱くはない。


弱くはないが、ここでも既存特有の①②いずれかターン1。基本的に①の魔法罠回収を行うので、②を使うタイミングは極めて限られるだろう


この回収をフル活用した動きを以下に載せる


「ガゼル+炎陣」による、ガゼルで落としたレイジと初動で使った炎陣を両方回収する上振れムーブ


ここから相手ターンに

ラクーンをサーチして戦闘耐性を付与
②転生炎獣モンスターが墓地へ行けばガゼルを手札で発動しSS、更にサラマングレイト1枚を落とし
③②にてガゼルサンライトウルフのリンク先にSSすれば、墓地の炎属性1枚を回収
レイジで、転生サンライトウルフのマーカー数=2枚を対象取らずに破壊



という動きにより、リソース回復と盤面除去を同時にこなせるのだ。


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初動の枚数が少なくても手数を維持できるので、上記の展開を【転生炎獣】では積極的に狙っていきたい





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⚫転生炎獣J(ジャック)ジャガー

自己再生。条件として

・墓地の転生炎獣1体をデッキに戻す
・「転生炎獣」リンクモンスターのリンク先に蘇生

と厳しそうに見えるものの、前者は容易にリンク召喚可能なベイルリンクスをコストにできる。





また、後者に関してはミラージュスタリオからリクルートし、2体でサンライトウルフをリンク召喚することで満たせる。


その動きが以下の「炎陣1枚初動」である



これにより、場を転生ウルフ+ベイルリンクス+炎陣、手札にガゼルを抱えてターンを返せる。


こちらも前述の展開と同じく、相手ターンに「ガゼルSSやラクーンサーチ」を行えるもののレイジを構えられないので、残りのハンド4枚に期待しよう────




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⚫転生炎獣フォクサー

①は自身を捨てて、墓地の転生炎獣リンクをデッキに戻してのバック除去。②は相手のバックが破壊されれば自己再生。


「①②が共に噛み合っている!」という希望は即座に崩れ去る。呪いとも言うべきいずれかターン1によって。



それでも、①は汎用性が高くベイルリンクスサンライトウルフの枚数切れを防ぎながらの除去が可能。


②に関してはフォクシートロイメアフェニックス羽根箒などのバック破壊で容易に自己再生できるし、レベル3なのでミラージュスタリオになれることも評価できる





「バックを除去するだけで蘇生」という緩さなので、①や手札コスト等で早々に捨てておくのが好ましい







《転生炎獣ヒートライオ》
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リンクモンスターの1体であり、着地時にバック除去を行う。ターン制限がなく「転生炎獣の聖域」により2連続の除去も可能である。





意外にも、サンライトウルフの先にモンスターが埋まっている状態からの展開にたま〜に使用するので、採用していて困らない。


②の転生リンク効果も、相手を弱体化させながら前述のヴァイオレットキマイラを出すことでのキルも図れる




しかしながら、一度エクストラゾーンに出してしまうと、そのマーカーからサンライトウルフの「リンク先に出た場合の回収」が行えなくなる。


故にデッキの回転を止めないためには、効果使用後は速やかにサンライトウルフの素材として剥がすのが賢明である。哀れ、ヒートライオ───







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また、残りの3枚に関しては現状全く強みが分からないため割愛する。






転生炎獣の魔法罠

ここから、転生炎獣の魔法罠について説明しようと思う。


新規の炎陣レイジは前述しているため、残った既存の魔法罠を「どう使うか」について書いていく


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⚫転生炎獣の意志(サラマングレイト・ハ-ト)

①は起動効果で手札・墓地からSS。

リンクモンスターも蘇生できるので、サンライトウルフを蘇生してヴァレルソードドラゴンを出すといったことも可能。


②の転生リンクのマーカー分の蘇生も強く、転生リンク自体は容易に立てられるので、基本的には転生サンライトウルフを用いての2体蘇生を狙いたい。




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フュージョン・オブ・ファイア

恐らくこのカードの登場によって「え?転生炎獣、つよ・・・」となった方も多いと思われる


相手モンスターを素材にでき、ルール上「サラマングレイト」カードなのでサポートも受け放題



その融合先は、現状たった1体である「転生炎獣ヴァイオレットキマイラ」

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①で打点上昇、②で打点倍加、③で相手の打点消滅という圧倒的な殺意をもって相手ライフを削り取らんとする、サラマングレイトきっての化け物




素材指定が「転生炎獣+リンクモンスター」故に、フュージョンオブファイアによって相手リンクを吸収できるため、汎用性がめちゃくちゃに高い。



また、このカードの存在から超融合も採用圏内であるため、サイドプランの選択肢になることも強みである。




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⚫転生炎獣の聖域(サラマングレイト・サンクチュアリ)

前述したベイルリンクスによるサーチが可能なため、1枚採用でも簡単に発動しておける。


このカードあっての転生リンクなので、現在は流行っていないもののコズミックサイクロンで飛ばされたなら、限りなく致命傷となる。南無






②は一見意味不明であるが、2体以上での自分バトルフェイズ中に

攻撃を終えた転生炎獣リンクを対象に回復

メイン2で、打点0となったそのリンクを素材に同名をリンク召喚

打点をリセット



というように擬似的にノーコストでの回復が図れるので「覚えておいて損は無い」程度の、アレである。





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⚫サラマングレイト・ギフト

普通に使うと「おろまい+1ドロー」と有用ではあるものの、大量の新規により優先度が底をついた


「転生リンクが存在する場合の効果(2ドロー)」も含めて弱くはないのだが、永続罠という点だけが評価を落としており、新規後は採用圏外であると思われる




現在考えている構築

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1〜2枚初動を擁するため事故なく動けそという浅はかな思考のもと、誘発たっぷりの構築を考えている。


サーチやリクルートが大幅に増えたおかげで、単体では機能しないパーツもピン刺しで採用できるのが好印象



エクストラデッキにおける同名の大量投入はふざけている訳ではなく、デッキ回転に必要なのでやむ無しという感触。


特にベイルリンクスは、破壊耐性の効果や墓地コストとしても有用なので、3枚投入でも問題ないと思われる




図らずともレベル3を多用することや、エクシーズのミラージュスタリオのデメリットが「この効果の発動後」という理由から、ケルビーニ+ダンディライオンを組み込むのも悪くないと感じる。


「たんぽぽ」が「綿毛トークン」に生まれ変わる様子が文字通りの転生であるため、よく分からないが相性も良い。



以前書いた「たんぽぽの悲劇に関する記事」を下記に載せるが何の参考にもならないため、目を通す行為の一切をおすすめしない。




おわりに

以上で、ストラクによって強化された転生炎獣の記事を終える。


エクシーズモンスターという衝撃もあるが、一番驚いたのが「転生炎獣の炎陣」というシンプルなサーチカードの登場。


それ程までに追い詰められていたと考えると、この爆発的な強化にはコナミの愛着を感じざるを得ない




今後は実戦における動きやパターン等を考察したいと考えているので、脳内で「アッ!転生しそう!」と感じたならば、再び記事にしようと思う────





以上、ここまで読んで頂き、ありがとうございました!




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