プロローグ
大会もないので、新弾「ライズオブザデュエリスト」にて登場した激カワテーマこと【メルフィー】について解説していきたい。これは自然な思考なのだが二番煎じ
二番煎じなのである。「メルフィー」と検索すれば、出るわ出るわメルフィー解説ブログ。余りにも遅すぎた
メルフィーの記事書きます(確固たる意思)
— オオニシ (@soospsp) 2020年3月10日
あれから1ヶ月─────
だって、大会やCSが無いのだからモチベーションも上がらない。結果的に「ブログを書くテンション」も泥水啜りに適した高度を維持している。
これではいけない。
大会が無かろうが、対戦をする状況が無かろうが、中途半端は良くないと思う
それに
かわいい♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
ので、この可愛らしいイラストを連打した記事をネットの海にぶちまける。すると
「嗚呼、メルフィーかわいいヨ…♡ ずっと見ていよう……」などと画面を凝視。
結果、誰もが家に閉じこもり息荒くメルフィーのイラストをガン見。経済・物流ともに完全停止するが、同時にコロナウイルスの蔓延も抑えられる。よってハッピーエンド。映画化決定
そんな未来を迎えるために本記事を作成していく。鬱屈したこの世の中を、想像を絶するイラストパワーで明るく照らしていこう─────
メルフィーの共通効果
「もう知ってるよ」という方は、以下に散らされているメルフィーのイラストを黙ってガン見していて欲しい。そして性癖も歪んで欲しい
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、またはこのカードが相手モンスターの攻撃対象に選択された場合に発動できる。このカードを持ち主の手札に戻す。その後〜〜〜〜〜〜〜。
(2):自分エンドフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
①は「相手がモンスターを出す」or「自分が攻撃される」と、自身を手札に戻して「その後〜〜〜」の固有効果を適用
そして②の効果により、自分ターンの終わりに無理なく吐き出せる。
これにより【メルフィー】の基本挙動として①で手札に逃げ帰ったのち②でちょこちょこと展開するサイクルが成立。かわいい
では、その固有効果を見ていこう
メルフィーの固有効果
《メルフィー・パピィ》
固有効果:デッキから「メルフィー・パピィ」以外のレベル2以下の獣族モンスター1体を特殊召喚できる。
手札に戻った後、レベル2以下の獣族をなんでもリクルート。
メルフィー内で最も自由度が高く、全メルフィーにアクセス可能
ただし、この「パピィ」のリクルート先として最も有用なのがカラントーサであり
これをリクルートすることで1妨害となる。更にパピィ自体は共通効果で手札に戻っているため、実質ノーコストでの1枚破壊
あまりの優秀さ故に、他のメルフィーを踏み台にのし上がった「資本実力主義の獣」であり、今後の活躍が期待される
《メルフィー・フェニィ》
固有効果:手札から「メルフィー・フェニィ」以外の獣族モンスター1体を特殊召喚できる。
固有効果は「手札から獣族を吐き出し」。
共通効果で手札に帰るのでアドバンテージを産む訳ではないが、前述のカラントーサを特殊召喚可能なメルフィー。これは「パピィ」と合わせても2体しか存在しない
なのでパピィの次に優秀なメルフィーといえる。しかし「手札から特殊召喚」なので、出したい獣族を握っていることが前提に思える。
そこで第三のメルフィー
《メルフィー・キャシィ》
固有効果:デッキから「メルフィー・キャシィ」以外の獣族モンスター1体を手札に加える事ができる。
固有効果は「獣族のサーチ 」。これで前述のカラントーサをサーチし、「フェニィ」で手札から特殊召喚という流れ。
回りくどいように見えて、共通効果で手札に戻るのでノーコストと同義
更に、この「キャシィ」のサーチ先として優れている2枚の獣族が存在する。
まず1枚目が
こいつ。フリーチェーンでシンクロ可能で、先程の「カラントーサ」を素材としてレベル4シンクロを成立させられる。
レベル4には色々あるが、妨害効果を擁するアーデクが無難に思える
どうでも良いが「こいつ」と表現したのはメルフィー程の可愛さが感じられないためであり、いわゆる「方向性の違い」と言える
目の、ギラ付き具合が気に入らない。こういった感触を好む層が存在することも事実だが、それにしても「メルフィーかっわwwwwwwwwwww」となっている所へ「このイラストを好む人はこんなイラストも好んでいます」とばかりにホップイヤー飛行隊を見せられても「何かこう……違うんだよな…」となる。そもそも可愛さのベクトルが異なるのかもしれない。メルヘンチックなイラストとは現実性の欠如からくる独特なk
話を戻すが、「キャシィ」のサーチ先として有用な獣族2枚目がこちら
は?化け物じゃん・・・
デッキの見栄えが見苦しくなるので採用したくないが、無理なく【メルフィー】に組み込める化け物であり、足りない打点を補える貴重な化け物。
この化け物を好きなタイミングでサーチできるので、キャシィのサーチ先は手札と相談しながら行いたい
《メルフィー・ポニィ》
固有効果:自分の墓地から「メルフィー・ポニィ」以外のレベル2以下の獣族モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
墓地回収のメルフィー。
挙動自体は「キャシィ」と変わらないが、除去手段であるカラントーサがデッキから尽きてしまった際に
①チェーン1でフェニィ(手札から獣族を特殊召喚)
②チェーン2でポニィ(墓地から獣族を回収)
とチェーンを組んで、墓地のカラントーサを拾ってそのまま特殊召喚→1枚破壊に繋げられる。
メルフィーの固有効果は「その後〜〜することができる」なので、フェニィは手札に獣族がいなくても発動自体は可能であることは覚えておきたい。
メルフィーのEXデッキ及び魔法罠
ここからはEXデッキ、及びメインデッキの魔法罠について解説していく。
《森のメルフィーズ》
ランク2/地属性/獣族/攻 500/守2000
レベル2モンスター×2
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。デッキから「メルフィー」カード1枚を手札に加える。
(2):このカード以外の自分フィールドの表側表示の「メルフィー」モンスターが自分の手札に戻った場合、 相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターはフィールドに表側表示で存在する限り、攻撃できず、効果は無効化される。
デッキ内のほとんどがレベル2なので、生き残ったメルフィーやカラントーサ、更には獣族サポート「魔獣の懐柔」
等の展開からエクシーズ召喚可能。
サーチしたメルフィーはエンド時に共通効果で出せるので無駄がなく、何も無いなら「パピィ」(リクルート効果)をサーチするのが安定だろう
更に②の効果により、メルフィーが逃げ帰ったのをトリガーとして1枚バウンス出来るので、相手モンスターの展開を鈍らせるのが役割となる
モンスターに限らず魔法罠もサーチでき、優先順位としては妨害として機能する「メルフィータイム」を
え?いやメルフィータイムのイラスト、良すぎませんか?胸が、苦しい
良いものを見ているはずなのに胸が苦しい。不可思議だ─────
話を戻すが、耐性付与+リソース回収+ドローを備えた「メルフィーのかくれんぼ」
も有用。特にカラントーサを戻せるため、前述の「フェニィ+ポニィ」ムーブに持ち込む必要がなくなる(即ちパピィ→カラントーサssで済む)
単純にメルフィーの手数を増やせるため、がら空きでも召喚権と併せて展開可能。
また「こちらのターン中の相手モンスター展開」にチェーンしてやることで、自分ターンにメルフィー効果を起動という芸当も行える
こちらはメルフィーでは無いが「森のメルフィーズ」と同条件で出せ、盤面の最大打点と同じトークンを展開。
これによりドラグーンすら処理できる。また相手に大型が居なくとも、3000打点の「ビッグフット」をコピーして3000+3000+1000で7000打点を与えられる
自分ターンはモンスターが0〜2体程度しか並ばないことも多く、出来るならリソース回収を兼ねた「森のメルフィーズ」を優先したいところ。
しかし、前述の「魔獣の懐柔」
ならば
①出したうち2体で「森のメルフィーズ」
②メルフィーズでレベル2を供給
③残った2体で「古狸三太夫」を出して盤面を捲る
④エンド時に、前ターンで手札に帰ってきたメルフィーを再展開
というパターンに移行できる。「メルフィーを逃がしてガラ空き」になっても魔獣の懐柔1枚で再回転させられるので、そのカードパワーが伺える
それだけでなく、魔獣の懐柔により出せるチューナーケルベラルから制圧シンクロユニコールに繋げられる
メルフィーの立ち回りは「エンド時の手札から吐き出し」「相手ターン中のセルフバウンス」だが、それらの効果で手札枚数を調整でき、処理時に同じ手札枚数なら無効化というユニコールの制圧効果とマッチしていて相性が良い
デッキレシピ
何とな〜くで考えた構築なので、あくまでも参考程度にして頂けたらと思う
メルフィーの特性上、1枚でリソースを温存してアドバンテージを稼げるので「手札誘発を大量投入し粘り強く戦う」という戦法が良いように思えた。
そのメルフィーを引けなければ意味が無いのでフル投入し、更に「ゴーキン」も採用。
ナチュルビースト等を立てる「展開型」のようなタイプも存在するが、メルフィーの強味であるEXデッキへの低依存を活かしてのゴーキン採用であり、その為にEXデッキも3枚積みを多く取った
終わりに
安定性が非常に高く、ロングゲームを強制するので「非展開系」相手に優位だと思える。
それに「森のメルフィーズ」のイラストにはまだ見ぬメルフィーが記載されており、11期最初のテーマというのもあって今後の期待が楽しみ。
しかしながら、このテーマを使用する最大の欠点が一つだけある。それは「見ているだけで穏やかな気持ちになる」こと
対戦中にはイラストを見るために手札と顔面の距離が0ミリになるし、ADSで使おうものならPC画面に鼻先が接着するという極めて気色の悪い事態となり、速やかに通報され「人生メルフィータイム」となる
そのような事態にならない為にも、【メルフィー】とは節度をもって関係を築いていきたいと思っておりますので、宜しくお願い申し上げます
以上、ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
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— オオニシ (@soospsp) 2020年4月19日
世界に平和をもたらす幸福蔓延テーマ【メルフィー】について - くもまものhttps://t.co/dICZWjomzR pic.twitter.com/MpmmnKtDMs