ブログネタを募集したら挙げられた題材「かわいいメルフィーと一緒なら怖いお友達もかわいくなるはず!」について
メルフィー
とは可愛らしいイラストの集合体であり、眺めるだけで心癒される合法ヤクモツの一種。
その極めて浄化性の高いイラストは、文字通り「どんなモノ」だろうがプラマイゼロにしてしまう。してしまう筈だ
具体的にいうと
「気持ち悪いモンスターイラストすら、メルフィーの素晴らしく輝かしいイラストの前には可愛く見える」
のではないだろうか
常識的な思考をもって考えれば「そんなわけwwww」と思うかもしれない。
しかしながら、この問題提起はツイッターでネタ募集を掛けた際に知人から投げかけられた狂気のネタである。
それに筆者もまた、CSや大会がない休日は自室でのたうち回りながら「コロナ♡」と呟くなどという狂気性を遺憾なく発揮していたため、この題材には興味しか示せなかった。
かくして、本記事におけるテーマは上記の題材が本当かどうかを確かめるための実験であり、これが証明できた暁には「『メルフィーと名のついたモンスター』はコロナウイルスにも効く」とデマを拡散して爆発的な経済回転を促し、今現在の下降気味なカードゲーム業界を盛り上げることを目的とする
宜しくお願いします。
その①「デス・フット」
名前に「デス」が入っている時点でもう無理そうなのだが、ひとまずイラストを見てみる。
「生きてます」
尋常ではない見た目であり、鉤爪に眼球が生えているという意味不明な生態。
眼球にもひも状の何かがワシャッとしており「可愛さ」とは真逆のベクトルである
キモすぎるので、早急に「メルフィーイラスト」を貼り付けて気分の回復を図る
当然だがかわいい。しかし本記事の目的を忘れてはならない
このイラストの下書きに、先程のデスフットが透明度100%で仕込んである。
上記のメルフィーを視認した時点で、とりあえず脳みそは「かわいい♡」と判断している。ここから徐々に透明度を下げていき透明度0%のデスフットが現れても、違和感なく「かわいい♡」を維持出来るはずだ。
なに、メルフィーの超幸福作画ならば不可能はない。今日この日をもって、訳分からん通常モンスター「デスフット」は「メルフィー・デスフット」となる
透明度100%
透明度80%
うっすらと何かが写っているが、気のせいだ。現在我々の目ん玉に写っているのは紛れもなくメルフィーであり、目ん玉が写り込んでなどいない
透明度60%
は?
いや、頭を冷やそう。気持ち悪いのは一瞬であり、メルフィーはまだ見える。メルフィーの輝きは未だ朽ちていない
ポニィの脳天に巨大な目ん玉が見えるが「メルフィーは脱皮した際に、脱いだ皮をボール状にして頭にくっ付けて遊ぶ」という習性があるのを忘れていた。きっとそれだ
透明度40%
平穏は終息した。悉くの概念は争いへと向かい、母なる大地にて暮らす小さき命は滅ぼされ、残るは残酷なる強者のみ─────
透明度20%
極限まで全面に押し出されたデスフットにより「メルフィー」の面影など微塵も感じられないが、イラストの中央辺り
そこをよ〜〜〜く見てみるとメルフィーポニィの鮮やかな赤い毛並みが見える。
殆どデスフットであるにも関わらず、残された微かなメルフィーの「美」「愛」「麗」を感じ取れたならば、もはや本記事の実験は成功したと言っていい
透明度0%
もう全角度から見ても「デスフット」だが、先程の透明度20%の絶望的な状況からメルフィーの「可愛さ」を感じ取れたのだから、このイラストも・・・
よく見ると、末恐ろしい見た目のデスフットの背後から・・・
メルフィーが・・・
浮かび上がってくる・・・
間違いない。これは紛れもなく
メルフィーだ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
実験結果
大成功と言っていい。最早どれだけ言葉で否定しても、心は「デスフット=かわいい」と認識されている事だろう
画像を弄ってなどいないが、最初こそ惨みのあったイラストも心無しか華やかに見えていると思う。これがメルフィーの効果・・・
この調子で次のカードへも進んでみよう
その②「外神ナイアルラ」
「怪物」の一言でしか表せられないが、本記事のテーマは「どれほど気色悪くともメルフィーと同時に見れば可愛くなる」これを思い出したい。
一先ずはメルフィーの画像で精神的苦痛を取り除こう
キモすぎワロタ
画像を致命的に間違えてしまった・・・
こちらの画像だった
勿論かわいい。柔らかそう。ここに、埋もれたい
さて、ここから再び比較していくが、①と同様に透明度の操作で比較すれば「錯覚」や「洗脳」などと言われかねない
なので、ここからはメルフィーと化け物の2枚をシンプルに並べてみる。
「化け物を眺めてからメルフィーを見る」この挙動を繰り返すことで、きっと化け物はメルフィーになる。必ず。
ちなみに「元々ナイアルラ自体をかわいいと思ってるんですが」という最高峰の歪曲思考をもった方に関しては、ノーカウントという体勢を取らせて頂く
「いや、どれだけ見比べてもナイアルラはナイアルラだから気持ち悪い」という意見があるかもしれない
しかし待って欲しい。これはもしや色合いの問題ではないだろうか
即ち「真っ黒のイラストであるナイアルラ」と「黄色っぽいキャシィ」では、目が妙な影響を受けて正常な判断が出来なくなっているのでは?ということ。
※「本記事の内容がもう正常ではない」という意見は手札枚数を同じにした《魔轟神獣ユニコール》により無効化する
よって色彩を反転してみる。つまり「ナイアルラを色鮮やかに」「メルフィー側を薄暗く」することで、調和が取れてナイアルラも可愛く見えるはずだ
今宵、ナイアルラは救われる。これからは場に出る度に「ないあるらチャンぢゃん♡♡♡♡」とチヤホヤされること間違いなし。
また一匹の化け物を救出してしまった─────
はっきり言おう。
ナイアルラは、どれだけ誤魔化してもナイアルラだった。可愛くなどなれない
ごめんなナイアルラ・・・
妥協案
題材であるナイアルラそのものがショッキングな見た目のため、たった1枚のメルフィーイラストでは無理があった
なので妥協して「大量のメルフィーに囲まれた図」で検証してみる
これは遊戯王公式ツイートによる「メルフィーの設定画」だが、これならナイアルラの恐怖は消え馴染んでいる感がある。
まるで最初から居たかのような存在感。むしろキャッキャと遊んで暮らすメルフィー集団の一匹にも思えてきた
成功、と言えるだろう
その③「ヴェルズ・アザトホース」
正直「無理でしょ」と思っているし、メルフィーと同じ配置で存在してはならない遊戯王OCGの厄災と言えるイラスト
怖すぎる。ナイアルラなど非ではない
早急に、早急にメルフィーのイラストで深呼吸をしたいところだが、ふと疑念が生じた
「この化け物とメルフィーが肩を並べては、メルフィー側に深刻な悪影響を及ぼすのでは?」
まず有り得ないことだが、やはりリスクは徹底して回避すべき。
なのでここは「多少マシな『デスフット』と比較すれば同様の結果が得られる」という仮説を立ててみよう。
つまりこういう、
これは・・・
よく見てほしい。
アザトホースのやべぇイラストを目に焼き付けた後の、デスフットを。
あら〜^かわいいデスフット・・・
検証結果
無理
申し訳ございませんでした。
終わり🐰