前振り
「2人チーム戦」というものに参加した。
2月2日の話であり、圧倒的に過ぎている。「情報は新鮮さが何たら」というが、新鮮もクソもない
さて、真っ先に疑問に浮かんだのは「チーム1-1だったらどうすんだ」問題
これに関しては「勝った際のチームメンバーそれぞれの点数がラウンド毎に異なる」、言うなれば持ち点の高いラウンドが当番制で回ってくる感じだ
そのため、自分の勝ち点が高いラウンドではチームメンバーからの "圧" が、尋常ではない
自分「アッ…次勝たないといけない番だ…」
チームメンバー「おい、分かってるだろうな・・・(胸ぐらを掴む)」
自分「ヒッ…わっわかっty i-#!;:@:689/!!+」
このような地獄の中で、何をとち狂ったのか自分はドマイナー低パワーデッキ【コードトーカー】を持ち込んだ。
チームメンバーからすれば、何をふざけてるんだ、狂ったのか、狂ったんだなと問い詰められても仕方の無い判断。
しかしながら、今回組んで下さった方のデッキは「ジャンクドッペル」。二人とも所謂「環境デッキ」ではないので、何も怖くないという理屈である
お互いに非環境を握りながら、常軌を逸した反骨心をもって対戦する。
しめやかにトップシェアをぶち倒そう。ついでにカードの角で、相手の喉を掻っ切るなどして、相手プレイヤー自体を葬り去ろう。そのまま結果報告シートに「相手プレイヤー:死亡」と書き込み、しめやかに逮捕されよう。人生を、この世を、ケアするのだ
そう誓い合った─────
前振り②
訂正箇所がある。上記の「誓い合った──」部分
一切誓い合っていないし、紛れもないウケ狙いであったことは事実でしかない。故に、しめやかに逮捕されるべきは本記事を作成する自分自身なのだな、と自責の念、ジセキノネンを無限に出している。
あれ?「自責の念」を「出す」で合っているのか? そもそもこの時間、何?
あらゆる疑問は残るが、これをもって本記事へと移る
大会レポ
前半として、チーム戦のレポを書き殴っていく。
「それはどうでも良くて、コードトーカーの構築や動きを知りたい」
という方は、
現状の【コードトーカー】
ここまで飛んで頂けると幸いである
個人戦績としては
ガロスcs 2人チーム
— オオニシ (@soospsp) 2019年2月2日
恐竜サンドラ ×〇〇
転生炎獣 ××
オルフェ(幻影入り) 〇〇
サブテラー 〇×〇
PSYフレーム ××
オルター ×〇〇
【コードトーカー】使って魂の個人4-2。構築変わったけどかなり気に入ってる!
チーム組んで頂いた光さん、ありがとうございました🙆 pic.twitter.com/GclOZLbwZP
個人4-2で非常に満足した。勝ち越すのは気持ちの良いものだ
ちなみにチームの相方「光さん」は
ガロスCS2人チーム
— 光@YP (@ars_yugioh) 2019年2月2日
セフィラ 後攻 ×○×
転生炎獣 先攻 ××
オルターガイスト 後攻 ×○×
閃刀姫 後攻 ×○×
メタルフォーゼ 先攻 ○○
サンダードラゴン 先攻 ○××
1-5 組んでくださったオオニシさん、大変申し訳ございませんでした
1-5という凄まじい戦績を叩き出していた。
3戦目が終わったあたりで
「CSのブログ書くなら、ボロクソに載せてもらって大丈夫ですよ〜」
と息絶え絶えで言っていた。死なないで
さて、ここから試合のレポ的なモノを簡潔かつ綿密に述べていく。
(☆)マークが自分の高得点のラウンドなので、その試合で負けている場合には「お前の実力《パワーコードトーカー》かよ」などと遠慮なく罵って欲しい。
1回戦:恐竜サンドラ
✕○○ チーム✕
一本目、先攻を取られる。
気を取り直してGを当てるも、墓穴から指名された挙句メンコティラノに遊ばれて負け
二本目は
三本目、先攻で相手事故ってノーガードエンド。
デバッガーにヴェーラー(うろ覚え)食らったけど、コーデックとコーダーを握っていたので貫通して盤面形成。ついでに飛んできたファンタズメイをうららで両断しゲームエンド
一方の光さん、セフィラに「これ負けるやつ」な盤面を作られていた。ヴァレルSやショウフクがいた気がするので【シンクロ召喚】ミラーか?
(☆)2回戦:転生炎獣
✕✕ チーム✕
先攻取れて、意気揚々と展開するも
返しでガゼルにコンフリクトを当てた気がするけど、ロアーレイジ指名者の3伏せと転生ベイル超えれず負け
二本目、先攻取って意気揚々と展開するも
"愚者の最も確かな証拠は、Gに対して指名者を握っていないことである"
──モンテーニュ「随想録」
3回戦:オルフェゴール
○○ チーム✕
先攻取れて
1枚もカード見せずに投了されてデッキ分からず。
「1枚も誘発食らわなかったし、誘発の少ない展開する系デッキだ!」などと極めて頭の悪い思考のもと、返し札モリモリのサイドチェンジ
二本目、終末スタートでディヴェル見えたけど、G投げたら悶絶しながら2伏せエンド。逆にGしか無かったので助かった・・・
感謝しながら適当に返して勝ち
対する光さん、相手が(確か)オルター
握っていたガンマで(打たれるかもしれない)Gをケアしようと悩んでたらしく
⚫神罠に対してリブート打てばガンマが腐る(その後もしGを打たれてもケアできない)
⚫(リブート)打たなければ、その後のGもしくはマルチフェイカーに対してガンマをぶち込める
という局面でリブートを打たず、それが後々プレミに繋がり負けたらしい。
存在するだけで恐怖と警戒心を与える手札誘発「増殖するG」、罪が深すぎるだろ
(☆)4回戦:サブテラー
○✕○ チーム✕
一本目は
二本目は
三本目、先攻取るもデバッガーにヴェーラー、トランスに屋敷わらし
ここまでは良くて、トランス+ジェネレーターで2体目の素コード出し、ジェネレーターでスケーパー落とし
素コード+スケーパーでエンコード出し、光属性のガジェットをサーチ。そのままオプティマ発動からガジェット召喚で軌道修正!
と思いきやオプティマイズ発動→ガジェット召喚効果にヴェーラー(2枚目)
誘発3枚───
それは人間がやって良い挙動の範疇を、優に超えている
これはキツイ。無理でしょ。
チラッと隣を見る。光さん、閃刀姫とやり合っているが苦悶の表情。負けそう
おれも負けそう。そう思いながら相手の手札を睨む。残り2枚
・・・残り2枚?
盤面はエンコード+ガジェット
エクストラを見る。サイドからぶち込んだガンブラーが、いる
エンコードとガジェットを素材にガンブラーを出し、ガジェット効果でトークン生成。相手の手札が無くなる。まるで手品
そのまま手品ゲーで勝ち。
ガンブラーに、久々にドン引きした───
5回戦:PSYフレーム
✕✕ チーム○
デッキ50枚と言われ、更には強貪や「カードカーD」が見える。
使ったことがあるため瞬時に【PSYフレーム】だと認識するも、攻撃表示と一緒に除外する「PSYフレームロード・Ζ」を一生超えられず負け
音速で負けたので隣を見ると、メタルフォーゼに対してパンクラ&シラユキスタートから色々踏みながらトリシューラ降臨。そのままリンク2の「ラムダ」出し、オメガのハンデス後にガンマサーチで蓋して勝ち。
ようやくの一勝に光さんのテンションもぶち上がる。「ニトロ・シンクロン」のドロー効果を生まれて初めて使用した瞬間と同じくらいテンションが上がっていた
いや、そもそもニトロシンクロンの効果を発動する「時」って、いつ?
(☆)6回戦:オルターガイスト
✕○○ チーム✕
一本目、普通にオルターの動きに潰されて負け
二本目
※イメージ
三本目、メリュシーク→リンクリボーにうらら当てたり、ゴーキンにうらら当てたり色々するうちに勅命貼られる。
終わりじゃんと思うも、相互トランスでマウント取ってたら相手のEXデッキにヘクスティア無くてトランス超えられず。
次第に相手ライフ500で勅命爆発。オプティマイズが解放され、クンティエリ無視しながら勝ち
一方の光さん。
全然余裕なくて隣を見てなかったので、終わってから「どうでした?」と聞くと「負けました😵」
ええで ( ゚v ゜b)
現状の【コードトーカー】
ここから、使用した構築や動き等を書いていく。
(モンスター)
レディ・デバッガー ×3
マイクロ・コーダー ×3
転生炎獣ガゼル ×2
転生炎獣スピニー
転生炎獣フォクシー
サイバース・ガジェット
クロック・ワイバーン
ドットスケーパー
シーアーカイバー
リンク・インフライヤー
サイバース・コンバーター
コード・ジェネレーター
コード・ラジエーター
増殖するG ×3
灰流うらら ×2
(魔法)
サイバネット・コーデック ×3
サイバネット・マイニング ×3
サイバネット・オプティマイズ
サイバネット・フュージョン
転生炎獣の聖域
墓穴の指名者 ×3
死者蘇生
ソウル・チャージ
ハーピィの羽根帚
(罠)
サイバネット・コンフリクト ×2
無限抱影 ×3
(エクストラ)
リンク・ディサイプル
リンクリボー
転生炎獣ベイルリンクス
トークバック・ランサー
リンク・ディヴォーティー
クロック・スパルトイ
コード・トーカー ×2
トランスコード・トーカー ×2
エンコード・トーカー
エクスコード・トーカー
シューティングコード・トーカー
双穹の騎士 アストラム
ダイプレクサ・キマイラ
シレッと転生炎獣が混ざっているが、単に「ガゼルつよい」以上のシナジーがある。
融合ギミック
その前に、前提として融合ギミック
を用いた展開を述べていく。
基本展開の部分から、
水属性のシューティングコードを出してシーアーカイバーをサーチし、ドットスケーパーを落とす
ドットスケーパーとトランスでクロックスパルトイを出し、サイバネットフュージョンをサーチ
フュージョンを発動し、EXゾーンにモンスターが居ないため「墓地から素材を1体まで」賄える効果により、手札のシーアーカイバーと墓地の素コードを素材にダイプレクサ・キマイラSS
キマイラとスパルトイでリンク3コードトーカーをリンク召喚し、
⚫コーデックでのサーチ
⚫キマイラの墓地回収
⚫シーアーカイバー蘇生
を同時にこなす
ここから、シーアーカイバーを含めたサイバース2体でトークバックとディヴォーティーを作りながらEXリンク
これが融合ギミックの動きであり、後続回収を兼ねつつ「2体分+コーデックorコーダーorマイニング」のみでEXリンクが可能
転生炎獣の強み
だが、2体分が転生炎獣ガゼルであれば
ブログ用
— オオニシ (@soospsp) 2019年2月7日
ガゼルコーデックでのアストラムパターン。途中まで同じなので途中から pic.twitter.com/zMSrRMbdwd
初動でガゼルの手札SS効果を使っていないため、キマイラで(ガゼルを)回収しながらベイルリンクスを経由しSSすれば、リンク値を増加させられる。
よってモンスターが1体増えリンク4を出すことが可能になる。ちなみに上記の動画では
⚫上部分がガンブラーパターン
⚫下部分がアストラムパターン
といった具合である。分かりづらさの、極地
ガンブラーの利点は「サイバネットフュージョン」「転生炎獣の聖域」といったゴミをハンデスの糧にできるので、ガンブラーを用いる場合の手札コストとして補えること
そしてアストラムの利点は、アストラムの耐性&攻撃誘導がシンプルに強くEXゾーン絶対守るマンと化すため、リンクリボー以上にEXゾーンを維持しやすいこと
(アストラムを構えたEXリンク時の、相手プレイヤー側の視点)
また、採用している各「転生」の強みとして
・ガゼル
ベイルリンクス経由により召喚権を使わず2体分となれる。これにより
「2体分+コーダー+ガゼル」
といったハンドから動けば、途中でガゼルを出してスピニーを落としておくことで、トランスコードに抱影やヴェーラー等の誘発が当たっても貫通して盤面形成を行える
・スピニー
同じくベイルリンクス経由により2体分となれるが、他に召喚権を割く場合にはベイルリンクスを経由し「手札から捨て→蘇生」の【転生炎獣】特有のムーブが可能となるため、極めて腐りにくい
・フォクシー
コーデックやオプティマイズといった表側の魔法カードを使用するのと、ベイルリンクス経由により「サラマングレイトカード」の聖域を確保できるため、自己蘇生が容易である
いや、というより。
気でも狂ったが如く「ベイルリンクス経由」と言い続けているが、強いのだから仕方が無い。噛み合いの鬼
採用理由
ここから、使用した構築に関する「あのカードなんで1枚だけ?」「こんなカード要らんでしょwwwわろたw」といったロジックをぶちのめす言い訳じみた何かを書き連ねていく
そもそも「融合wギミックww要らんでしょww」という意見も至極真っ当ではあるので、薄〜〜く参考にして頂ければ幸いである
・デバッガー ×3
・コーダー ×3
・マイニング ×3
・コーデック ×3
「初動」この一言に尽きる。特にマイニング
圧倒的に使いやすく、コーダーを筆頭に「2体分」「コーダー」の足りない方を持ってこれるため小回りが利く。
手札コストもベイルリンクスからサーチした聖域を捨てられるので、「2体分+マイニング」といった組み合わせでも展開可能
・ガゼル ×2
・スピニー、フォクシー
・聖域
「転生」ギミック。あくまでコーデックあっての展開パーツなので枚数は控えめだが、前述した通り「噛み合い of 鬼」
ん?いや待ってほしい。これでは「鬼の噛み合い」と和訳されるので、控えめに言っても地獄を表現してしまった
英語力が、常人を遥かに上回る下振れである。そもそも下振れなのに「上回る」これ如何に───
・スケーパー
・シーアーカイバー
・インフライヤー
・コンバーター
・ラジエーター
展開途中に必要な小粒。
今までスケーパーの扱いは素引きするとジェネレーターで落とす先が無くなるので「頼むからデッキに居てくれ」と願われ続ける不憫なサイバースだった。
しかし「転生ギミック」の採用により、スケーパー始動であってもトランスに到達するまでにベイルリンクスSS→聖域をサーチしておけば、ジェネレーターでフォクシー落とし→聖域捨てて蘇生、という動きが可能となった。サンキューベイルリンクス
・ガジェット
・クロックワイバーン
・ジェネレーター
1枚のみの採用群。今の今まで「2〜3枚」確定の枠だったが、転生ギミックやマイニングにより枠が締め付けられた故の理由
またジェネレーターは、トランス(の着地によるコーデックでのサーチ)で持ってきたいタイミングが初動以外に無いうえ、展開で「必ずサーチする」ので初手に握る意味が無いと判断し、1枚採用となった。
・サイバネットフュージョン
前述した「融合ギミック」の1枚。
最終的にキマイラの回収効果で戻ってくるが、本当に、マジで、絶対に、死ぬほど「要らない」ので、ディサイプルのマリガン効果でデッキボトムに沈むまでが仕事である
おわりに
チーム戦は楽しかったし、転生入りのこの構築が非常にしっくりきた。
「サイバネットマイニング」の登場によりサイバース族の新規全体がパワーセーブされる気がしてならないものの、期待は常に持っておきたい。
またスターター2019では「主人公の新エース!」と判明しているため、薄い希望を抱いておく・・・
以上、ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
— オオニシ (@soospsp) 2019年2月7日
ガロスCS(2人チーム)のレポを踏まえた【転生入りサイバース】のアレコレについて - くもまものhttps://t.co/apqxffFl7B pic.twitter.com/z1fVif3CtI
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