くもまもの

緊急事態宣言と強制脱出装置で韻を踏めない

勝手に自称してる【超展開型コードトーカー】サーキュラー搭載による超進化(マスターデュエル記事)

前置き①

筆者は【コードトーカー】という江戸時代デッキが好きなので、リアルOCGは勿論マスターデュエルにおいても楽しく盤面制圧を心掛けている



とは言っても半年に1度起動するかどうかのマスターデュエル


実質やってないに等しく、新カードが来る度にTwitterにて「MDで〇〇実装されんのww」などと如何にも現役バリバリマスターデュエラーの皮を被った、現代社会の獣(メルフィ-)と化している。



のだが、今回ばかりは真面目にランクマッチを回そうと思う。何故なら

我らがサイバース族屈指の最強展開札、サーキュラーがMDに降臨なされた為である




ところで、信じ難いのだが【相剣】と組み合わせる訳の分からない構築や、その他サイバース族ですらないテーマと組み合わせて「サーキュラー強!w」と不敬極まりない思考が蔓延しているらしい。


デッキとしての【斬機】は分かる。当然テーマカードなのだから


【@イグニスター】も分かる。ウィキッド経由でギミックに触れられるので





しかし、相剣に、サーキュラー?



その強烈な違和感に、目眩がする。カレーライスにセメントを流し込むようなものだ


本命ギミックを引かないor動けないから、とりあえずサーキュラー起動して超階乗だけ構えてターン返そ!


その本命ギミックはどう思うだろうか。少なくとも、快くは無いはずだ


特にサーキュラーはコストと効果の噛み合いが気持ち良すぎるため、本命のギミックが使えなくても気持ち良い表情を浮かべることは想像に難くない。画面の前で。


もし【相剣】においてそのような不貞を働くとなれば、プレイヤー自身はサーキュラーの極上テクニックで夢心地かもしれないが、当のモンスター達は苦い思いを募らせるはずだ



莫邪(バクヤ) 「プレイヤーを気持ち良くさせられるのは私だけなのに・・・」





龍淵(リュウエン)「プレイヤーを気持ち良くさせられるのは私だけなのに・・・」





天威の龍鬼神「閾ェ繝励、繝シ繧呈ー玲戟ッ縺上〒縺√□縺代↑縺ョ縺・・・」






・・・・・・・・・・・



サーキュラーを真に強く活用できるのはサイバーステーマに他ならない。


相剣達の無念を晴らすためにも、そしてサーキュラーで間違った快楽に浸かってしまわぬよう、サイバーステーマの一つ【コードトーカー】を解説し、サーキュラーは単なる超階乗2妨害成立マシーンでは無いということを記したい。



本記事では、サーキュラー爆誕によって「コードトーカー」の動きや構築がどのように変わったかを解説しつつマスターデュエルで使用する上での強みを書き散らしていく。



前置き②

その前に、筆者はコードトーカーの基本構築「罠型」ではなく、コーデックフル投入のエクストラリンク構築を使用している。

故に「そんな奇々怪々な型ではなく、罠型がサーキュラーでどう変わったのか知りたいのだが…」といった至極真っ当な思考を持つ方にとっては、本記事は理解不能な文字列の塊に見えることが予想されるため、恐らく、考える間もなくブラウザバックされると思う。



しかしながら世の中にはこういった歪みが一定数存在するし、通常の思考に基づけば「怖いモノ」からブラウザバックしたいのは当然といえる。



だからこそ、その後の人生において本当にブラウザバックしたい状況に陥った際、本記事を思い出して「あれよりはマシだ」と状況を打破できる可能性が大いにあるので、その、後学?後学…のために、ブラウザバックする指を一旦止めて、この記事を読んで〜




サーキュラーの強み:誘発貫通

サーキュラーが強いと言われている所以は、以下の動きを召喚権未使用かつ1枚で行える点にある↓

・シグマを落とす
・シグマ起動で斬機魔法罠を持ってくる
・↑で「方程式」をサーチすることでリンク値3体分が並ぶ

特に最後の「方程式」サーチにより、サーキュラーを発動するだけでサイバース族3体が並び、あらゆる展開に活用できる訳だ。召喚権使ってないのに

※超階乗サーチしない意味が分からんなどと言われても、ダランベルシアンラプラシアンを採用するとEXデッキが爆発するので知らん知らん知らん


前提として、サーキュラー無しの基本的な「リンク値2体分+マイクロコーダー」の動き↓が

①エクストラリンク
②FWDへのガッチリ耐性(効果を受けない)
③イヴリース付与


この形になるが、往々にして「トランスコードへの誘発」を受けやすく、今まで2枚初動に加えて追加の貫通札が無ければ展開が止まっていた。



そこでサーキュラーを採用することで、その恩恵である0からリンク値3になることを活かして↓のように

※無効化された想定でトランスの発動なし

2体分+コーダーのみだと「スキッパー+ガッチリ」までは絡まないものの、無理やりトランスへの誘発を貫通してイヴリース付与&エクストラリンクに辿り着ける




更に、サーキュラーを初動に絡めての

・サーキュラー+コーダー
・サーキュラー+コーデック

これらの動きは極めて強力であり、初動で召喚権を使わず2体分コーダー以上の出力を行えるため、同じようにトランスコードへの誘発を越えられる↓

こちらは「ガッチリ」まで絡むため、誘発を超えた上でFWDへの結界波や一滴を無視でき、ほぼ確実にパリパリパリ-ンしてくれるだろう


またコーデックに関しては、コーダーのサーチ先を別のサイバネットに充てられるので、万能罠「コンフリクト」を構えて更なるパリパリパリ-ンを誘えるだろう




⚫余談

先攻でサーキュラーを発動すると、相手が超高速でパリパリパリ-ンすることが稀にある


増Gを弾かれたり無誘発だったり、はたまた甚大な事故ハンドで負け確定・・・様々な理由があるのか知らないが、ともかく

サーキュラーを見せると相手がパリパリパリ-ン

この現象が、世界規模で起こっている。


いくら先攻が総合的に有利だとしても特定のカードの公開で勝敗が決まるのはカードゲームとして破綻しており、健全さは保証されない。



しかしながら、このサーキュラーの特性には目を見張るモノがある


言うなればサーキュラーを見せるだけで相手は負ける=どのような状況でも勝てるという事なのだから、何もこのような対人ゲームで使用する必要はない





高級レストラン


高級レストランにて、凄まじい金額の高レアリティ食物(ショクモツ)をバコバコと注文し、気でも狂ったように食べる。もちろん無一文。


当然お会計にて異次元の金額を要求されるが、すまし顔で。


当然のように余裕綽々と、しかしほんの少しの笑顔を添えて









「これで」


















パリパリパリ-ン






サーキュラーの強み:捲り

シンプルにサイバース族3体が並ぶので、典型的パターンといえるスプラッシュメイジ&アップデートのワンキルをサーキュラー単騎で行える

数少ない欠点である「このターン1体でしか殴れなくなる」部分も、アップデートを組み込むことで解消可能



発動時点でシグマを落とせるため妨害の踏みやすさは極めて高く、後攻でのサーキュラーに関しては多く語る部分もない。


ただし、1体攻撃の制約を受けない=サーキュラーを使わずに勝てるに越したことはないため、可能な限り「サーキュラー以外の手数」で展開し、妨害を踏み切って初めてサーキュラー起動という流れが好ましいとは思う。


筆者個人も脳死サーキュラー起動からサーキュラー本体が除去されることで、シグマは湧いても

・サーキュラー本体
・シグマssによる方程式

の2つの手数を失い、結果的に妨害は超えても制約でワンキル不可といったケースが多々あるため、妨害の踏み方と手数を繰り出すタイミングはしっかりと見極めたい。



小技

サーキュラー単騎から召喚権を使わずに、かつ方程式を残した状態でスプラッシュメイジ→ヒートソウルを立てられる。


これを利用することで、初手に「コーデックに繋がるカード」が無い状況でもヒートソウルの1ドローから

・デバッガー
・コーダー
・コーデック
・マイニング
・(適当なモンスターがあれば)スモールワールド

これらを引き込めば、方程式+ヒートソウルのリンク値2体分を使って最大展開にまで到達できる。



初手で動けない!となってもサーキュラーがあるなら、何も期待してない顔でヒートソウルのワンチャンスを狙おう。

マスターデュエルだから表情の意味無いけど



構築

コーデック関連+展開に必要なパーツ+指名者+最低限の誘発、といった構成。


マスターデュエルはシングル戦ゆえ、ランク潜りながら対面に偏りが出始めればクロスワイプ(サイバネット名称のゴドバの下位互換)を入れたり、G2枚をニビルやその他誘発に切り替えたり。



とりあえずベースというか、原点の構築はこんな感じなので

「コレを入れないとか浅すぎわろた」
「なんでこの謎札入ってるんですか?」

といった誹謗中傷も随時受け付けております。



終わりに

最後にコードトーカー記事書いたのいつだっけ〜と見返したら、なんと約1年半前で泡を吹いて倒れました。


この泡とは無限泡影の泡ではなく両側大脳半球での過剰な興奮から起こる発作によって口内から出る泡のことに他なりません。



実はマスターデュエルの記事は初めて書いたけど「マスターデュエル特有の〜」みたいな事はあんまり書く部分無いなと。


サーキュラー来たのが結構衝撃だったので、久々にマスターデュエルでEXモンスターゾーンを封殺しようと思ったついでに、放置気味だったブログも再開させようとなった次第。



OCGでは最強1枚初動ファイアウォール・ディフェンサーも来たし

その記事も続けて書く予定なので、もし投稿される気配が無ければTwitterのDMにて「しばくぞ」などと筆者への気合をお願いします。



以上、ここまで読んで頂き、ありがとうございました!