※本記事は、刺身さん(@YPsashimi)主催の遊戯王Advent Calendar2021という企画の投稿記事です。
企画内容としては、12月1日~25日までの期間で「1人ずつ記事を順に投稿していく」というリレー形式の企画。
今回は一日ごとに「昼の部」「夜の部」が存在し、合計50もの記事が掲載される形となります。すごい!
本記事はその14日目・夜の部を担当しています。14日目昼の部と15日目の隙間を埋めるだけの土(ツチ)と思って、推定25℃程度の生暖かい目で読んで頂けると幸いです。
前置き
さて。
ご存知の通り遊戯王とは対面ありきのカードゲームであり、様々なアクションにより相手との「やり取り」が発生するもの。
スタンバイフェイズ、メインフェイズまで
はい
何たら発動
考えます
どうぞ
ほにゃららで。処理後は
どうぞ
ふにゃふにゃ召喚。チェーン1これチェーン2それ。チェーンは
考えます。むにゃむにゃで。対象それ
………はい。処理後は
………………………
……………………………………………………
そんな数々のコミュニケーションの中で最も気にすべき点。それが↓
チェーンは?に対する返答方法
これに他ならない。
「チェーン無しで」
「いや、別にもっとあるだろ」などといった訳の分からないクレームには一切耳を傾けない。何ならクレーム発言者の耳を、戦闘によって破壊させて頂きます
導入
なぜ「チェーン有無の解答方法」が、コミュニケーションにおいて気を付けるべき点なのか。
そもそも自分のターンというのは想像以上にストレスフルな環境下であり、
・やりたい事
・目指す盤面
・相手盤面の処理
などを明確にしつつ、手札誘発や妨害も想定しながら動くため思考量が多い。早い話が精神的に不安定となりがちである
そのため、動きの中でチェーンありますか?と尋ねた際に感じの悪い対応をされたり、そもそも無言などの対応をされたなら。
このように身体は耐えても「心」が耐えられず、展開も終えてないのに怖すぎてターンを返すなど、極めて不可解な行動を起こす可能性がある
不安定なメンタルは一瞬で崩壊し、自我をボロボロに砕かれて椅子から転げ落ちるだろう。
しかし、そもそもの思考量が少ない「罠構える系」などはアクション数自体も少ないため、対戦相手の態度がいくら悪かろうがプレイングに殆ど影響はない。
問題は「展開系デッキ」で、相手の口調が強かったり怖かったりするだけで「アワワワワ」となり、展開ルート等のプレイミスを誘発する
これではいけない。よって本記事では、
世界中の展開系デッキ使いの方々をメンタルブレイクから守るために
先攻取られて手札誘発もなく、相手が展開系だったとしても「チェーンが無いこと」を気持ちよく伝えられるために
新たな「チェーン有無の返答方法」
これを創り出していく。
条件
なに?普通に「チェーン無しで」以外ありえない?
大前提として、返答が暗い感じになってはならない。
当然シンプルに「チェーン無しで」と返されたなら「はい」で終わるし、何ならチェーン無いので嬉しいに決まってる
が、気持ち的にはプラマイ0。プラスにする必要がある
よって一つ目の条件は「明るく」。
また、前述したように実質無言であるかのような声も良くない。マスク越しで仕方ない部分はあれど相手がまともに聴き取れるボリュームが望ましいだろう
故に二つ目の条件は「しっかりと相手に届く声量」。
更に、一つ目と重複するが「シンプルなチェーン無し」ではやはり暗くなりがちなので、対戦相手に対する何らかの意外性を発揮させたい
よって三つ目の条件は「サプライズ性を帯びさせる」。
以上、三つの条件が提示できた
「明るく」
「しっかり相手に届く声量」
「サプライズ性を帯びさせる」
これらの条件を満たして対戦相手に「チェーン無し」と返答する方法。それは
それは──────
「叫ぶ」
これだ。
声高(コワダカ)に、対戦相手に向かって叫ぶ。
文字だけ見ると異常者以外の何者でもないのだが、ちょっと待って欲しい。
まず、先程の三つの条件のうち
「明るく」
「しっかり相手に届く声量」
これらを満たしている。
付け加えるなら声を少し高くするのと、言い方を「どうぞ!!!!」ではなく「どうぞ~~~!」と山なりに叫ぶと尚良い
イメージとしては、テレビ番組にて有名人を登場させる際に
『それでは登場して頂きましょう、〇〇さんです!』
この直後、この直後のハチャメチャに声のデカい「どうぞ」が好ましい
『ほにゃらら発動。チェーンは』
どうぞ~~~!!!!!
『効果発動、チェーンは』
「チェーン」
ナァァァァシ!!!
しかし↑のようにチェーンのたびに馬鹿でかい声で返答していては、感じが良いだの悪いだのといった話ではなく公序良俗に反する、公序良俗にしか反しておらずシンプルに恐怖を抱かせてしまうかもしれない
そこで三つ目の条件「サプライズ性」の出番である。
つまり、毎回叫ぶのではなくランダムで叫ぶことで、相手も「いつ叫ぶんだろう…♡」と期待に胸を踊らせ、気持ちよく遊戯王が出来る訳だ。
実例として↓
『召喚効果。チェーンは』
「チェーン無しで」
『はい。ほにゃらら加えます』
『そのままほにゃらら発動。チェーンは』
「どうぞ」
『じゃあ処理で、ふにゃふにゃ特殊』
『処理後は?』
どうぞ~~~!!!!!
『リンクで。うにゃうにゃ効果』
「はい」
『じゃあ特殊で。チェーン1それチェーン2これ。チェーンは』
「どうぞ」
『処理で。ふにゃふにゃ加えます。でチェーン1のドロー入るんでカットお願いします』
『1枚セット。これで…メイン終了は』
どうぞ~~~!!!!!
このように「明るく叫ぶ」ことで、捻りのない「チェーン無し」よりも対戦相手との距離はぐっと縮まる。
加えて「叫ぶタイミング」と「叫ばないタイミング」を作ることにより、対戦相手の思考に
今からチェーンの有無を聞くけど今度は叫ぶのカナ…?♡
とアトラクション要素を感じてもらえる。
対戦終了後に至っては「あの瞬間は流石に叫んでくると思ったので意外でした!」といった形で盛り上がることも可能である
結論として、相手のアクションに対して「チェーン無し」「どうぞ」を言う際には
是非とも周りの目やジャッジなど気にせず、大声で
余裕があれば机の上に立ち、さりげなく相手のハンドも覗き見て
渾身の声量をもって叫ぶのだ
ど
『ジャッジいいですか?すみません、相手の方が必要以上に大声を出して圧力掛けてくるんですが…』
~伝えたかったこと~
「はい」程度でも良いし、何なら「頷くだけ」でも良いので、無言の✋ではなく明確に返答してお互い気持ちよく遊戯しような
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
次回15日目・昼の部の投稿者はたいしょう(@generaru128)さんです。カレンダーにも各記事が掲載されてってるので、是非とも足を運んでみて下さい~!
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